マイカーローンの主流は3種類

マイカーローンをこれから組む人も、すでに組んでいる人も、マイカーローンはどこも同じではありません。そして、多くの人がマイカーローンを選ぶという選択肢をほとんど持っていません。

 

その理由の1つが自動車販売店で斡旋するローンです。マイカーローンを自分で吟味しなくても、その場でローンの手続きができるので、いちいち選ぶ必要がありません。

 

 

別にマイカーローンで30万円損をしていたと知っても気にしない人は、今のままで問題はありません。もしも30万円損をするというと気になるのであれば、マイカーローンが3種類あるのを知っておきましょう。

 

マイカーローンは大きく、ディーラーローン、銀行系マイカーローン、残価設定ローンの3種類あります。それぞれのローンについて、メリットとデメリットがあります。

 

ディーラーローン

自動車販売店でディーラーから勧められる、最も一般的ともいえるマイカーローンがディーラーローンです。実は金利の面で一番損をしているのが、このディーラーローンです。金利の相場が4.0%~8.0%程度で、マイカーローンの金利としてはかなり高めです。それでも販売店で斡旋されているため、利用者が多いマイカーローンの形でもあります。

 

ディーラーローンで貸付けを行っているのは信販会社で、販売店はその斡旋をしている立場です。紹介でもらえるマージンは販売店の貴重な収入源となるので、販売店ではディーラーローンを勧めてきます。

 

金利が高い時点で選択肢としては賢く無いように見えますが、その代り手続きが簡単で、審査に通りやすくしかも結果が出るのが早いというメリットもあります。

 

銀行系マイカーローン

マイカーローンは銀行や信用金庫、JAなどへ行けば、自分で申込みもできます。信販会社のディーラーローンとの違いはやはり金利です。金利の相場は2.0%~4.0%程度で、借入金額によってはディーラーローンとの金利差で30万円以上の差額が出るケースも頻繁にあります。

 

ディーラーローンにもメリットはあり、比較したうえでディーラーローンを選ぶのであればいいのですが、問題は銀行系マイカーローンを選択肢に入れずに、何も考えずにディーラーローンを選ばされているケースです。金利差や支払総額の差が大きいので、デメリットを踏まえても一度は検討すべきでしょう。

 

銀行系マイカーローンのデメリットとしては、手続きを自分で行わなくてはいけないので、銀行などに別途足を運ばなければいけません。銀行の営業時間の関係で、平日の昼間に時間を取らないといけないのがネックです。また、ディーラーローンと比べると審査が厳しいのと、審査結果が出るまで数日かかります。

 

ただし銀行系マイカーローンは借り入れ先によっては車の購入だけでなく、その他にもバイク購入としてのマイカーローンの利用も認められているために幅広く使える大きな利点があります。

 

残価設定型ローン

残価設定型ローンは最近ディーラー側でも勧めるケースが増えています。数年後に新車を下取りに出す前提で、差額分をローンで支払います。例えば本体価格200万円の新車を3年の残価設定型ローンで購入する時、仮に3年後の下取り査定額が70万円だと仮定します。この場合、差額の130万円分を、3年かけて返済していきます。

 

3年後はその車を下取りに出して、清算ができます。その際の選択肢は3つで、下取りに出した後に、再度残価設定型ローンなどで新車に乗り換えるか、車を手放して終わるか、そのまま今の車に乗り続けるかをその場で決めます。今の車に乗り続けるのであれば、残価の70万円は再度ローンで返済していきます。

 

残価設定型ローンなら残価を差し引いた分を支払えばいいので、毎月の支払額を大幅に抑えられるのが一番のメリットです。そして、3年または5年毎に、新しい車にも乗り換えやすいです。その代り、傷が付いたり走行距離が長すぎたりで、3年または5年後の査定額が下がる可能性があるので注意が必要です。

 

金利の低さに目を奪われがちですが、デメリットを考えるとあまりおすすめができないのも事実です。ネット上でもおすすめのマイカーローンでは残価設定型よりも低金利のネット銀行のタイプなどが挙げられているので、残価設定型のローンを利用する際には注意が必要です。